手術事例ブログ

2014年9月25日 木曜日

中型犬の前腕骨折の手術(前足、腕) 調布市 府中市 三鷹市 武蔵野市 稲城市 動物病院

中型犬の前腕骨折

骨折整復には外固定やピン、ワイヤー、プレート、ラグスクリューなどを使用した内固定があります。
その他に創外固定という方法もありますが開放性骨折や整復が困難な骨折に使用されることが多く、選択される機会は限られています。

今回のワンちゃんの骨折は前腕の2本の骨が折れています。今回使用したのはプレートによる整復です。プレートによる固定は強固で整復後早い時期から患肢を使用できるのが特徴です。


骨折時のレントゲン写真です
 
まず骨折部位の上を切皮します

筋肉の間を分離していき、骨折部位を確認します。


プレートにより骨折を整復したところです

とう骨整復後、尺骨が正しい位置にあるかを確認します。体重が重い場合には尺骨も髄内ピンやプレートにて整復が必要なこともあります

皮下織を縫い終わったところです

皮膚を縫合し、手術が終了したところです。


整復後のレントゲン写真です。2本の骨があるべき位置に整復されているのがわかります。
 

だいたい、3ヶ月から半年で骨折が治癒し、必要であればプレートを除去します。




投稿者 西調布犬猫クリニック

カレンダー

2016年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          
アクセス

住所
〒182-0034
東京都調布市下石原1-7-8
西浜ビル1F
※府中市や三鷹市、狛江市、小金井市、武蔵野市、稲城市などからも、多くの方にご利用頂いております。

ホームページを見たとお伝えください
電話番号
042-444-1231

診療時間
9:00~12:00、16:00~19:30

最寄り駅
西調布駅


大きな地図で見る

お問い合わせ 詳しくはこちら
クレジットカード