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犬猫の病気の原因・治療法・予防法

犬の「がん・腫瘍」

皮膚腫瘍
【原因・治療法・予防法】
腫瘍で最も多く見られるのが皮膚(全体の約40%)。組織球種、脂肪腫、乳頭腫など良性のものもありますが、なかには悪性のものも存在します。しこり等を見つけたら早めに検査をしましょう。特に肥満細胞腫は高齢の犬(平均年齢:8歳)に多く発症します。

上腕部にできた肥満細胞腫

眼の内側の皮膚にできた肥満細胞腫
乳腺腫瘍
【原因・治療法・予防法】
乳腺腫瘍も非常に多く見られる腫瘍です(全体の約24%)。避妊をしていない高齢犬の発生率が高い傾向にあります。予防には若いうちの避妊手術が有効です。乳腺に発生したシコリの50%が良性、残りの50%が悪性とされています。さらに悪性のうちの50%は非常に悪性度が高く、早期に遠隔転移をおこすとされています。つまり4分の1はすごく悪いタイプです。乳腺にシコリを見つけたらすぐに診察を受けましょう。

犬の乳腺腫瘍の写真

リンパ腫
【原因・治療法・予防法】
多く見られる腫瘍です(造血系腫瘍の約8割)。多中心型、縦隔型、消化器型、腎臓や神経などに発生する節外型などがあります。治療は抗がん剤による多剤併用療法を行います。熱がないのに、あごやわきの下、膝の裏などのリンパ節が腫れてきたら、すぐに獣医師の診断を受けてください。
腹腔腫瘍
【原因・治療法・予防法】
胃癌、小腸・大腸の腫瘍、肝臓がん、膵臓がん、腎臓がん、副腎腫瘍、膀胱癌、前立腺がんなどがあります。症状は様々ですが、おなかの中ということでなかなか早期発見が難しいところです。治療法も様々ですが、基本的には完治を目的とした外科切除です。しかし進行した状態で見つかった場合には治療目的に合わせた方法を選択します。日頃から、健康診断をまめに受けることをおすすめします。

手術で6cm大の副腎の癌を切除したところ

肝臓内側右葉にできた肝細胞癌
口腔腫瘍
【原因・治療法・予防法】
犬では扁平上皮癌、悪性メラノーマ(悪性黒色腫)、繊維肉腫が多く見られます。口腔内の不衛生が原因のひとつともいわれています。小さい頃からの歯磨き習慣が大切です。治療は基本的に外科手術、抗がん剤、放射線治療を組み合わせておこないます。口腔内腫瘍の罹患犬は腫瘍の進行による摂食困難や腫瘍の自壊部の感染、出血などにより衰弱していくことが多くみられます。腫瘍の進行度により治療の目的は変わってきますが、まず外科的に切除することが望まれます。外科的に切除する場合切除できる範囲が制限されますので早期発見・早期治療が治療を成功に導くかどうかのカギになります。

下顎に発生した悪性メラノーマ

舌にできた悪性メラノーマ

喉の奥の扁平上皮癌
骨腫瘍
【原因・治療法・予防法】
骨腫瘍の約80%が骨肉腫というがんで多くが四肢に発症します。特に骨肉腫は大型犬に多く見られ、過去に骨折経験がある場合や、体重が重い場合は注意してください。発症年齢は8歳以上の老齢犬、2歳前後の若齢犬にピークがあります。腫瘍の進行が早く早期に肺転移がみられます。治療は現在のところ、激しい痛みからの解放を目的とした断脚が第一選択です。
精巣腫瘍
【原因・治療法・予防法】
通常は良性で、去勢で治るケースがほとんどですが、精巣腫瘍からのホルモンの影響で貧血が起こっている場合には回復に時間がかかることもあります。貧血が重度の場合には死に至ることもあります。停留精巣は精巣腫瘍の危険因子です。停留精巣が見られる場合には早期に去勢手術することをおすすめします。
前立腺がん
【原因・治療法・予防法】
去勢をしているのに前立腺肥大がある場合には要注意です。悪性腫瘍の可能性が高く、転移による障害(背骨や骨盤に転移することが多く、その場合には後ろ足のふらつき激しい痛み等)も見られます。進行すると腫瘍が尿道を塞ぎ排尿障害を引き起こします。再発する血尿や排尿に要する時間が長くなるなどの症状が見られた場合にはすぐに受診してください。

逆行性尿路造影検査で前立腺尿道部の狭窄を確認。
病理検査にて前立腺がんと診断。
腎臓がん
【原因・治療法・予防法】
初期症状がなく、見つけにくい腫瘍です。血尿を呈することもありますが、腫瘍の種類によっては眼に見える血尿を呈さないこともあります。腎臓は背中側にあり、発見時には大きくなっている場合がほとんどです。超音波検査にて腎臓内の構造を見ることで発見できることが多いので定期的に健康診断等でチェックすることが重要です。
肺がん
【原因・治療法・予防法】
初期症状がなく、見つけにくい腫瘍です。咳が続くようなら、すぐに検査を受けてください。肺組織から発生した原発性肺がんの他に、他の部位のがんが肺に転移することもよくあります。肺のどの部位にできているのかや大きさ、進行度によって予後が変わってきます。早期発見のためにレントゲン検査を定期的に行いましょう。

丸い肺の腫瘍が多数認められる。
鼻腔がん
【原因・治療法・予防法】
シェルティ等の鼻の長い犬種に多く見られます。鼻汁や鼻血が続くようなら精密検査が必要です。特に左右どちらかだけの再発する鼻血は要注意です。治療は放射線治療が主体となります。他に外科的切除を組み合わせることもあります。
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犬の「心臓・循環器の病気」

フィラリア症
【原因・治療法・予防法】
蚊を媒介してフィラリアが心臓に寄生して発症し、やがて心不全を引き起こします。急性の場合はただちに獣医師の処置が必要です。現在、予防薬の普及によって減ってはいますが、地域によってはまだまだ多く発生している病気です。都内でも予防していない場合、フィラリア感染している犬を毎年見ています。正しい知識をもって正しく予防することが重要です。
心不全
【原因・治療法・予防法】
心臓機能の低下によって引き起こされます。原因により治療が異なりますので、まず原因を知ることが重要です。心雑音から心臓の病気を検出できることが多々ありますので動物病院に多く足を運び、聴診してもらいましょう。
僧帽弁閉鎖不全症
【原因・治療法・予防法】
犬の心臓病の約70%が弁膜症とされており、小型犬に多く発症します。弁が肥厚し、弁のしなやかさが失われ、耐久性も落ち性能が落ちていきます。左心室と左心房を隔てる弁が劣化すると閉じきらない弁のところで血液が逆流し、左心房に血液がうっ滯するようになります。うっ滯が重度になると左心房の拡張により気管支を圧迫しがでます。さらに悪化すると肺水腫による呼吸困難を引き起こします。治療は血管拡張薬や強心薬、利尿剤などの投与です。心臓に雑音が聴診された場合には定期的に心エコーやレントゲン検査などを行い、投薬による治療が必要な場合には速やかに開始しましょう。
心筋症
【原因・治療法・予防法】
原因は遺伝的要因が考えられ、大型犬に多く見られます。拡張型、肥大型、拘束型があり、このうち犬では拡張型が多く見られます。治療は血管拡張薬、強心薬、利尿剤などを投与します。定期的に心エコーやレントゲン検査などを行いましょう。
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犬の「腎臓・泌尿器・生殖器の病気」

尿路結石
【原因・治療法・予防法】
オスに多く、腎臓、尿管、膀胱、尿道などに結石ができる病気です。結石の種類はリン酸アンモニウムマグネシウム(ストラバイト)、シュウ酸カルシウム、尿酸アンモニウムなどがあります。膀胱の中に石があることによって膀胱の内側の粘膜を傷つけたり、ポリープを作ったり、石が細菌の住処(すみか)になったりして慢性膀胱炎の原因になります。また石が尿道に詰まると急性腎不全を起こすこともあります。オスは結石が尿道閉塞を引き起こす危険性が高いです。細菌性膀胱炎なども結石形成の原因になります。治療は抗生物質などの投薬や食事療法(尿のPHを調整するもしくは尿量を増やす)や石が大きければもしくは尿路閉塞を起こしそうな大きさであれば手術で取り出す必要があります。再発しやすいので、水をたくさん飲ませ、PHを調整するような食餌を継続して行くことが重要です

手術で取り出した膀胱内の結石(1.5cm大)
腎不全
【原因・治療法・予防法】
慢性腎不全は老犬に多く見られます。慢性腎不全は残存しているネフロン(糸球体、ボウマン嚢、尿細管からなる)をそれ以上失わないように維持していくことが重要です。脱水、高リン血症、蛋白尿、高血圧などの悪化因子に対して食事療法、内服(降圧剤、リン吸着剤、活性炭など)、点滴などで治療します。
感染や中毒、事故などによる急性の場合は、点滴療法で排尿を促し、必要に応じて利尿剤投与や腹膜透析が必要です。急性腎不全の予後は悪く、回復できたとしても慢性腎不全に移行することがほとんどです。
膀胱炎
【原因・治療法・予防法】
メスに多く発症し、細菌感染が主な原因です。治療は抗生物質の投与。免疫力の低下や結石・ポリープ・腫瘍等によるバリア機能の低下があると難治性になったり、再発しやすくなります。その場合には治療に時間がかかります。
前立腺肥大
【原因・治療法・予防法】
しぶり、血尿等の症状が軽い場合は内服薬やホルモン剤を投与します。肥大が進み、症状が出る場合には去勢手術を行います。若いうちの去勢が予防につながります。感染が併発すると前立腺炎や前立腺膿瘍を起こします。
子宮蓄膿症
【原因・治療法・予防法】
5歳以上の高齢犬に多く見られます。発情期が終わってから約2ヶ月の間に発症することがほとんどです。子宮の中に細菌感染が起こり膿が溜ります。発見が遅れると腎不全や播種性血管内凝固などを引き起こし、より重症となることがあります。抗生物質やホルモン剤等で治療しても再発が多く、子宮と卵巣の摘出手術を行います。避妊手術が病気の予防になります。

子宮内に膿が貯留し、腫大している
こちらの症例は子宮蓄膿症と卵巣がんを併発していた。
尿道炎
【原因・治療法・予防法】
細菌感染が主な原因です。治療は抗生物質や消炎剤の投与。免疫力の低下や結石・ポリープ・腫瘍等によるバリア機能の低下があると難治性になったり、再発しやすくなります。
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犬の「脳・神経系の病気」

てんかん
【原因・治療法・予防法】
発作は短いものから、長いものまであります。発作の最中は興奮させないように冷静に対処しましょう。てんかんの原因は大脳の神経細胞の異常興奮です。腫瘍や炎症、奇形などによるものとそうでないものとがあります。診断にはMRI検査が必要になることがあります。原因により治療は異なりますが、抗てんかん薬の投与により長期もしくは一生涯の治療を要します。腫瘍や炎症、奇形などによるものでない特発性てんかんの場合で重積を起こさないものはてんかんを持っていない犬と同じくらい生きることができるという研究結果があります。
水頭症
【原因・治療法・予防法】
小型犬や短頭種に多く発症する傾向があります。脳脊髄液が増え、脳室や髄膜のすき間が拡張することにより脳が圧迫されてさまざまな神経症状(落ち着きが無い、しつけが困難、不活発、旋回運動、歩様異常、てんかん発作、視覚障害)を引き起こします。治療は薬物療法や手術など。
脳炎・脊髄炎
【原因・治療法・予防法】
感染性と体に備わっている免疫の異常によって起こる脳炎があります。感染性はジステンパーウイルス、トキソプラズマ、クリプトッコッカス(カビ)、細菌が原因です。これらに対する薬物を用います。免疫異常によって起こるものには壊死性髄膜脳炎や肉芽腫性髄膜脳炎があります。主に免疫を抑制する治療をおこないます。いずれの場合も発作が伴う場合には抗てんかん薬を用います。パグ、ヨークシャテリア、マルチーズ、ペキニーズ等で起こりやすいとされています。
重症筋無力症
運動神経と筋肉が接続している神経筋接合部で伝達物質であるアセチルコリンの伝達がうまく行われないことによっておこる。原因は自己免疫異常によるものが多いとされている。症状は筋の脱力で、運動後に虚脱する。全身の筋肉ではなく食道の筋肉だけにおこると食道が虚脱し巨大食道症を引き起こす。巨大食道症は誤嚥性肺炎を高率に起こすのでその管理が必要になります。
椎間板ヘルニア
【原因・治療法・予防法】
ダックスフント、ビーグル、シーズーに多い病気です。背骨の間にある椎間板に力が加わり、椎間板の繊維が変形したり、椎間板内にある髄核が飛び出すことにより脊髄を圧迫する。症状は痛み、歩様異常、後肢麻痺、排尿困難など。予防は腰などに負担をかけない、肥満体にしないこと。軽度の場合は投薬治療で痛みを管理します。中程度以上の場合には手術が必要です。

椎間板ヘルニアのMRI画像
手術により脊髄を圧迫していた椎間板物質を取り除いた。白く長いのが脊髄
前庭疾患
【原因・治療法・予防法】
首が曲がったり、眼が揺れたり、斜視、ぐるぐる回りつづける、運動失調、ふらつき等がみられます。特発性前庭疾患の原因は詳しくは分かっていません。ほとんどがゆっくりと改善していきます。その他の原因として中耳炎、内耳炎外傷、耳道腫瘍、ポリープ、甲状腺機能低下症、薬物中毒などがあります。
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犬の「消化器系の病気」

急性胃炎
【原因・治療法・予防法】
腐ったものや異物を食べたことが原因になり得ます。細菌や毒素が含まれている場合には、死亡することもあります。消炎鎮痛剤などが原因のこともありますので注意が必要です。症状は嘔吐がありますが、異物によっては無症状のこともあります。症状により点滴、制吐剤、粘膜保護剤、食餌の制限を行います。

急性嘔吐の原因として異物の誤食も多い。写真は小腸から取り出しているアンズの種と焼き鳥の串。
胃拡張・胃捻転
【原因・治療法・予防法】
大型犬に多い病気です。若い犬は食べ過ぎ、老犬は胃にガスなどがたまることが原因です。食後すぐに運動した場合によく発生します。緊急性が高く、ショック状態になります。治療は輸液や胃内ガスをチューブや針で抜きます。捻転がある場合には緊急手術が必要になる場合がほとんどです。また胃拡張を繰り返す場合には捻転しないように予防的に胃を腹壁に固定することもあります。

胃捻転のレントゲン写真
小腸性下痢症
【原因・治療法・予防法】
主な原因は細菌(サルモネラ、キャンピロバクター、クロストリジウムなど)、ウイルス(パルボウイルス、コロナウイルスなど)、寄生虫(回虫、鉤虫、鞭虫、糞線虫など)、原虫(ジアルジア、トリコモナス)、炎症性腸炎、リンパ管拡張症、腫瘍、食物アレルギーなどです。治療は輸液、それぞれの原因に対する投薬などです。小腸性の下痢の場合、便の回数はいつもよりやや増えるくらいで便の1回量が増えます。出血を伴う場合には便が黒くなります。
急性大腸炎
【原因・治療法・予防法】
細菌や寄生虫の感染、食事アレルギー、炎症性腸疾患(IBD)、ストレスなどによって発症します。大腸性下痢の場合、下痢の回数は増加し4〜6回以上で1回の量は少なくなります。大腸では粘液が分泌されますので粘液便や出血がある場合には赤い血が混じる場合もあります。治療は投薬が中心で、脱水症状がある場合は点滴をします。生活環境を変化させないことが大切です。出血量が多い場合には要注意です。
胆のう粘液のう腫
【原因・治療法・予防法】
胆のうの中に粘液物質が溜まり、さまざまな消化器症状を引き起こします。粘液物質により総胆管が詰まった場合には黄疸がでたり、重度の場合には胆のう破裂を引き起こします。治療は軽度の場合には内科および食事療法が選択されます。しかし一度でも胆嚢粘液嚢腫による症状が出た場合や血液検査でビリルビン値が上昇したことがある場合には胆嚢摘出手術をおすすめします。胆のう破裂して腹膜炎が起きてしまうと手術をした場合でも予後は注意が必要です。健康診断で見つかる場合も多く、早期発見・治療が大切です。

パンパンに腫大した胆のう。総胆管に粘液物質が詰まっていた。
胆のう炎
【原因・治療法・予防法】
腸管から逆流してくる細菌の感染や胆汁うっ滞、胆のう粘液嚢腫、腫瘍、胆石などが原因で発症します。治療は長期的に抗生物質の投与を行います。胆のう破裂または胆管閉塞が確認された場合には外科療法に踏みきることがあります。
肝臓の非炎症性疾患
【原因・治療法・予防法】
門脈体循環シャントや微小血管異形成、門脈圧亢進症などがあり、先天的な血管走行の異常や後天的な肝疾患から続発することがあります。先天性門脈体循環シャントは消化管からの静脈血が肝臓をしっかり通らずに大静脈に流れ込んでしまう血管の異常です。治療は適応であれば外科療法が選択されます。それ以外では肝疾患そのものに対する治療、または対症療法です。食餌療法も重要です。

肝生検により、微小血管異形成と肝炎が診断された。
肝不全
【原因・治療法・予防法】
感染や薬物、外傷などが原因で、肝臓が機能しなくなってしまった状態です。肝性脳症、腹水、黄疸、出血傾向、消化管出血、腎不全などさまざまな症状をきたします。治療は点滴や食事療法、投薬等の支持療法など。止血異常がある場合には輸血やビタミンKの投与を行います。
肝炎
【原因・治療法・予防法】
急性肝炎は化学物質や薬剤の投与、ウイルス、細菌、寄生虫の感染が原因で発症します。治療は輸液、抗生剤(細菌感染によるものであれば長期間投与が必要)、肝庇護剤など。慢性肝炎の原因は遺伝性、自己免疫性、感染、薬剤などです。慢性活動性肝炎の場合には治療は免疫抑制剤などで症状の進行を抑えること。銅蓄積病であれば食事療法など。予防接種で防げるものもあります。
肝硬変
【原因・治療法・予防法】
肝炎などで肝臓が障害を受けた際にそれを修復しようとコラーゲン繊維が増加します。これが肝臓全体にひろがると肝臓は固く小さく外観はゴツゴツした状態になります。これを肝硬変といいます。最も多い原因は慢性肝炎で、肝機能が極端に低下してしまう疾患です。肝性脳症や黄疸が問題となります。完治することはなく、症状の緩和や進行を食い止める措置を行います。

肝臓の重度の萎縮がみられる。肝生検により肝硬変と診断
すい炎
【原因・治療法・予防法】
脂肪分の多い偏った食事をしている犬に発生率が高い病気です。急性膵炎では膵臓で自己消化がおこり、その炎症が全身に広がっていきます。特にミニチュアシュナウザー、ヨークシャーテリアなどは発症しやすい犬種です。点滴、投薬治療と食事療法を並行して行います。肥満防止が予防につながります。重度の場合には重篤な合併症が引き起こされ、致死率も高くなります。

膵炎と診断された膵臓の様子
すい外分泌不全
【原因・治療法・予防法】
ジャーマン・シェパードに多くみられます。発症には遺伝的要因が関与しています。すい臓で消化酵素が作られない病気です。これにより消化吸収不良がおこり、未消化便や下痢をするようになり、やせていきます。治療は消化酵素の補給など食事療法や抗生物質の投与を行います。
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犬の「内分泌・代謝の病気」

糖尿病
【原因・治療法・予防法】
遺伝的素因に加え、感染やストレスなどが原因で膵臓のβ細胞が破壊されて、そこから分泌されるはずのインスリンが不足して発症します。膵炎、クッシング症候群、発情などの影響も考えられます。犬ではほとんどがインスリンがほぼ完全に分泌されないⅠ型糖尿病ですのでインスリン治療が必須になります。合併症として白内障や膀胱炎、メスでは子宮蓄膿症などを引き起こすことがあります。治療はインスリン注射ほか食事療法など。
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
【原因・治療法・予防法】
下垂体の異常や副腎の異常で副腎皮質ホルモンの過剰分泌がおこります。多飲多尿、皮膚感染症、脱毛、腹囲膨満などさまざまな症状を引き起こします。糖尿病や膵炎を併発することもあります。治療は副腎皮質ホルモンの生成を抑制する薬物療法が主流となっています。副腎の悪性腫瘍を疑う場合には外科手術を行うこともあります。その他、下垂体腺腫に対し放射線治療を行うこともあります。
甲状腺機能低下症
【原因・治療法・予防法】
甲状腺ホルモンの分泌不足により発現します。動きが鈍くなったり、表情が暗くなったり、低体温、体重が増える、脱毛などの症状が起こります。年を取ったんだなと思っていても実際はこの病気であることもありますので気になった場合には動物病院へ相談しましょう。治療はホルモンの補充療法です。4歳以上の大型犬に多く見られます。
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犬の「血液系の病気」

血小板減少症
【原因・治療法・予防法】
免疫介在性血小板減少症は血小板に抗体が結合し、それがマクロファージに貪食されるために起こります。出血を止める作用のある血小板が減少し、皮膚や粘膜の紫斑や消化管出血、鼻出血、血尿、前眼房出血などの症状を引き起こします。原発性のことがほとんどですが、薬剤、ワクチン、腫瘍、感染症に続発するものもあります。死亡率は30%といわれていますので慎重な治療が必要です。免疫を抑える治療が主体となります。貧血の場合には輸血が必要になります。
白血病
【原因・治療法・予防法】
急性の場合には骨髄の中で腫瘍細胞が増え過ぎて骨髄瘻という状態になります。これにより白血球、赤血球、血小板が減少します。貧血や白血球の減少により感染症にかかりやすくなります。血小板の減少により血が止まりにくくなります。また腫瘍細胞が臓器に浸潤し機能障害をひきおこします。予後は非常に厳しいです。慢性の場合の症状は食欲低下、体重減少、元気消失、嘔吐や下痢などですが約半数は無症状です。ただし無症状でも臓器の腫大、貧血、好中球減少症、血小板減少症、単クローン性高ガンマグロブリン血症などが一つでも認められる場合には治療を開始するべきであります。治療は抗がん剤を用います。慢性の場合予後は比較的良好です。
免疫介在性溶血性貧血
【原因・治療法・予防法】
メスに多く発症し、2~8歳の犬に見られます。日本ではシーズー、マルチーズ、プードルの発症が多く見られます。自分の免疫により赤血球が破壊される疾患です。重度の貧血、発熱、血尿、黄疸、脾臓や肝臓の腫大などの症状が見られます。ステロイドなどの免疫抑制剤での薬物治療のほか、貧血が激しい場合は輸血を行うこともあります。

免疫介在性溶血性貧血のいぬの尿。高度の溶血により尿が赤い
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犬の「皮膚の病気」

アトピー性皮膚炎
【原因・治療法・予防法】
若いうち(多くは5歳までに)に発症します。柴犬、シーズー、ウェスティー、フレンチブル、ゴールデンレトリバーなど遺伝的によく発症する犬種があります。アレルゲンに対し過剰に反応してしまうことにより様々な症状がでます。ハウスダストなどアレルギーの原因となる物質を遠ざけることが大切です。さらに皮膚のバリア機能や保湿力が低下していることが多く、これも悪化要因となります。治療は炎症やかゆみを抑える薬物療法が基本で、その他に体質改善を目的とした治療もあります。さらに頻繁にシャンプーをすることでアレルゲンを減らすことや保湿により皮膚の水分保持を助けることも重要です。
膿皮症
【原因・治療法・予防法】
細菌が皮膚の中に増殖し、炎症を起こす皮膚病です。不衛生な環境やすり傷、かみ傷、過度なシャンプー、さらに皮膚のバリアを弱くするような病気が原因となります。治療は抗生物質を投与する、あるいは薬用シャンプーでよく洗浄するなどです。
近年、抗生剤に対し抵抗性を持つ薬剤耐性菌などが原因となっている場合をよくみますので、状況により細菌培養検査や薬剤感受性試験を行い適切な抗生剤を選択し治療することが重要です。
寄生虫(ノミ・マダニ)
【原因・治療法・予防法】
ノミやマダニは病原体を運んでくる場合があります。治療は駆除薬を使用します。定期的な駆除薬で予防可能です。

ノミを放置したためノミアレルギーにより重度の皮膚炎と脱毛を起こしている。櫛についているのはノミです。
毛包虫(もうほうちゅう)症、ニキビダニ症、アカラス症
【原因・治療法・予防法】
多くは母子感染といわれています。若い犬に発症するものは適切な治療により成長とともに軽快することが多いが、成犬で発症した場合は難治性のことが多いです。駆虫薬や薬浴での治療のほか、細菌感染に対する抗生物質の投与、背景にある基礎疾患の治療が必要です。
疥癬(かいせん)
【原因・治療法・予防法】
ヒゼンダニ(犬疥癬)が寄生して発症します。飼い主の腕や太ももに皮膚炎を起こすことはありますが、人体で増殖することはありませんので、犬を治療することが重要です。治療は駆除薬の投与です。虫卵には効きませんので治療は1ヶ月程かかります。
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犬の「目の病気」

角膜潰瘍
【原因・治療法・予防法】
逆さまつ毛やまぶたの異常、外傷によって角膜が傷つく病気です。小型犬や短頭種に多く見られます。進行すると失明の危険性もあります。点眼薬や角膜縫合の手術が必要になる場合もあります。

眼の真ん中の角膜潰瘍
白内障
【原因・治療法・予防法】
若年性、老齢性があります。治療は進行を抑えると言われている点眼薬の投与がありますが、本質的には手術が必要です。手術適応かどうかの判断が大切です。
結膜炎
【原因・治療法・予防法】
結膜の炎症で原因としては細菌、真菌、ウイルス、寄生虫の感染、免疫異常、涙液膜異常、異物の混入、アレルギーなど様々です。結膜の充血や目ヤニが見られたら動物病院で診察を受けましょう。
緑内障
【原因・治療法・予防法】
眼圧が異常に高くなる病気です。最悪の場合、視神経乳頭が圧迫され失明の危険があります。治療は投薬・点眼や手術ですが、一度障害を受けた視覚異常の治癒は困難です。
目瞼(がんけん)炎
【原因・治療法・予防法】
まぶたの周りの皮膚炎です。原因はアレルギーや外傷など多岐にわたります。目の周辺を清潔にし、点眼薬を投与します。
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犬の「耳の病気」

外耳炎
【原因・治療法・予防法】
スパニエルなどの大きく重い耳介をもつ犬では耳の中の高温多湿や分泌過多が原因に、シーズー、プードルなどはアレルギーが原因になりやすいです。その他細菌感染、マラセチア、ミミヒゼンダニ、耳掃除の時の綿棒刺激が原因になることもあります。治療は洗浄、抗生物質、消炎剤などの投与です。
中耳炎
【原因・治療法・予防法】
外耳炎が中耳に波及することで発症します。治療は洗浄や抗生物質の投与。内科治療で改善しない場合には手術が必要です。
耳血腫
【原因・治療法・予防法】
耳介の内部に血液が溜まってしまう状態です。外耳炎や耳道内ポリープなどで首をよく振ったり、他の犬に噛まれたりすることで発症します。治療は血腫を注射器で抜き取るほか、圧迫、消炎剤投与、手術を行う場合もあります。

耳血腫の様子。手術により耳介内部に溜まった血液を抜く。
耳の腫瘤性病変
【原因・治療法・予防法】
耳垢腺腫瘍、炎症性ポリープ、真珠種などがあります。耳道が耳の腫瘤性病変により狭くなり、耳垢の排出がされなくなり、さらに高温多湿で外耳炎・内耳炎を引き起こします。外科的な対処が必要になることが多いです。
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犬の「歯の病気」

歯周病(歯肉炎、歯石、歯垢、虫歯)
【原因・治療法・予防法】
3歳以上の8割が罹患しているともいわれています。犬は歯垢や歯石が付きやすく、放っておくと細菌や毒素、炎症性物質が歯茎の血液中に入り込み、心臓、腎臓、肝臓などに影響を与えることがあります。歯石除去は全身麻酔をして超音波スケーラーを用いて行います。歯磨き習慣が何よりの予防です。

重度の歯石の沈着。酷い臭いのため飼い主とのコミュニケーションも取りづらくなる
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犬の「関節疾患」

股関節形成不全
【原因・治療法・予防法】
大型犬に多く、遺伝性、環境的な要因で股関節にゆるみが生じ、股関節の骨同士がコリコリと擦れ、軟骨や靭帯が損傷します。治療は年齢や体重、症状などによって、内科的または外科的治療を選択します。
股関節脱臼
【原因・治療法・予防法】
突然歩行に異常がみられます。高いところからの落下や、雷に驚いて段差を踏み外したりといった外傷で起こりやすい疾患です。治療は脱臼した関節を「ぐいっ」ともどして固定したり、手術で整復したりします。股関節のはまる部分の深さが重要でもともと浅い場合には、はまる部分の骨を切除してしまう方がいい場合もあります。体重が重いことで脱臼しやすくなりますので適正体重を維持しましょう。

股関節脱臼を整復しているところ
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
【原因・治療法・予防法】
後ろ足の膝蓋骨(関節のお皿)の脱臼です。小型犬に多く見られ、早い時期に手術することをお勧めします。後天性のものは、打撲や落下などが原因です。グレード(重症度)が1~4まであります。治療に関しては様々ですが、高齢で痛みなどの症状がなくこの先も機能障害や関節炎を起こさない可能性が高ければ、内科治療で経過を見ることが多いです。まだ若くて活動的な場合は基本的に手術が推奨されています。痛みがある場合やある程度体重がある(5kg以上)場合にも手術をした方がいいと考えます。
向かって右側が手術をした膝。膝蓋骨が真ん中に位置している。
左側は手術前の膝で膝蓋骨が内側に脱臼している。
膝蓋骨内方脱臼グレード4
重度の脱臼によりスネの骨が内旋
(内側に捻れている)。
前十字靱帯断裂(ぜんじゅうじじんたいだんれつ)
【原因・治療法・予防法】
事故や激しい運動などで、太ももの骨とすねの骨をつないでいる、前十字靱帯が切れてしまう状態です。その状態で体重をかけると関節がズルッとずれて痛みによりびっこを引きます。小型犬の場合は安静にし、消炎鎮痛剤で炎症を抑えます。それでも改善しなければ手術をおこないます。中型犬以上は手術しなければ改善しないことが多いです。太っているとリスクが高まります。また、片方が切れた場合、反対側の足の靭帯が1年半以内に切れてしまう可能性が40%あります。

断裂した前十字靭帯の様子
肘関節異形成症
【原因・治療法・予防法】
遺伝性で大型犬の成長期(4~10ヶ月齢)に見られます。ロットワイラー、バーニーズ、セント・バーナード、シェパード、ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバーなどによく見られます。軽いびっこや前足のはこびがぎこちなくなったりします。激しい運動によって悪化し、重症化すると体を支えることができなくなります。治療は体重や運動の管理、鎮痛剤の処方、手術による修復。ただし手術をしても生涯管理が必要です。
レッグカルベペルテス病
【原因・治療法・予防法】
1歳未満の小型犬に多い病気です。大たい骨頭(太ももの骨の上の部分)への血液供給が悪くなり、壊死してしまう病気です。骨の異常がレントゲンでは確認できないほどのわずかな場合は半年ほどの安静管理で改善することがありますが、ほとんどの場合偽関節を形成する手術を行う必要があります。
向かって左側の股関節の大腿骨頭が右側に比べると変形しているのがわかる。太ももの筋肉の量も約2分の1しかない。
手術後の写真:痛みの原因となる大腿骨頭を切除する。関節の動きの幅がやや狭くなるが、歩くのに支障はない。
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猫の「がん・腫瘍」

リンパ腫
【原因・治療法・予防法】
猫の腫瘍で最も多いのがリンパ腫です。猫白血病ウイルスなどが原因でリンパ球が腫瘍化したものです。
多中心型、消化器型、腎臓型、皮膚型、中枢神経型、鼻腔型などに分類されます。
治療は抗がん剤治療が中心で鼻腔型に対する放射線治療や消化器型に対する対症的外科治療などもあります。その他全身状態を良好に維持するための対症療法で、点滴や胸にたまった水を抜き取る、吐き気止めの処方などがあります。
上顎の口硬蓋のリンパ腫。赤く変色している部位。
組織生検をしたところ。病理組織検査によりリンパ腫と診断
一つの咽頭後リンパ節の腫大が認められ、組織生検をしたところリンパ腫であった。
消化管型リンパ腫
【原因・治療法・予防法】
高齢のネコに多く見られ、猫白血病ウイルスの感染率は低いです。嘔吐や下痢、元気がない、食欲がないなどの症状を示します。治療は抗がん剤治療が中心で腫瘍がかなり大きかったり、腸管を塞いでしまっているような状況では切除手術を行うこともあります。もう一つのタイプとして高分化型リンパ腫があります。シコリをつくるというよりは腸管に広く「のぺーっ」と浸潤するように存在します。ゆえに診断も難しく、組織を一部とって病理検査をします。治療はステロイドホルモン剤とじんわり効くような抗がん剤を使います。すごくよく食べるのに痩せているとか、吐くことが少し増えてきたなんて時は注意が必要です。
脳腫瘍
【原因・治療法・予防法】
猫の腫瘍では比較的多く見られます。髄膜腫が最も多く発生します。症状としては10歳超えたあたりでけいれん発作が出始めたり、性格が変わったり、眼が見えないなどがあります。脳の表層にある単独の腫瘍は切除手術が可能なことが多いです。このほか放射線、化学療法やけいれん発作に対する抗けいれん薬などの対症療法があります。
乳腺腫瘍
【原因・治療法・予防法】
平均10~12歳の高齢猫に多くみられます。ほとんど(8~9割)が悪性です。避妊手術をしている猫より避妊手術をしていない猫に多く見られます。1歳になるまでに避妊手術をすることで予防できる可能性が高まります。腫瘍が大きいほど生存期間は短くなりますので、早期発見が重要です。肺やリンパ節への転移も早いので、硬いしこりがないか注意が必要です。治療は切除手術が可能です。切除後の抗がん剤などの補助治療も重要です。

猫の乳腺腫瘍。3cmを超えると予後は悪くなる。早期の切除が望まれる。
肥満細胞腫
【原因・治療法・予防法】
皮膚型は頭、目、耳の周りに発症し、ピンク色の固いシコリとして発見されることが多いです。全身に広がることはほとんどありません。わりとおとなしい挙動をとることが多いです。内蔵型は脾臓、肝臓などに発症し、高い確立で転移します。ただし脾臓型は切除することでいい予後を得られることが多いのです。治療は基本的に切除手術が第一選択でその他、化学療法などです。

猫の皮膚に発生した悪性メラノーマ。肥満細胞腫だけでなくこういった腫瘍にも注意が必要です
扁平上皮がん
【原因・治療法・予防法】
高齢の猫に多く見られ、ほとんどの皮膚の扁平上皮癌は鼻、まぶた、耳の先などの顔に発症します。転移する可能性は低く、治療は切除手術で治せる可能性が高いです。取り切れない場合は放射線治療などを組み合わせます。その他のタイプとして口の中にできる扁平上皮癌もあります。下の裏や歯茎にでき、発見が遅れることが多くあります。タイプによっては外科切除で長期間いい状態を保てることもあります。浸潤性が強く骨をも溶かします。外科が難しい時は放射線治療を選択する場合もあります。

耳の扁平上皮癌。すでに耳介が半分欠損している
ワクチン関連肉腫
【原因・治療法・予防法】
狂犬病ワクチンや猫白血病ワクチンを接種した猫の0.01%程度の割合で発生します。ワクチンやその他の薬剤の接種部位に発生する肉腫。早期に発見し切除することが重要です。しかし手術後の再発率は極めて高く、腫瘍とそのまわりの組織をかなり切除しなければなりません。予防・対策としてはワクチンの接種部位を変えること、ワクチンの種類を考えること、肩甲骨の間に接種しない、できれば後ろ足に接種するなどがあります。
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猫の「腎臓・泌尿器・生殖器の病気」

尿路結石(尿石症)
【原因・治療法・予防法】
結石の種類はリン酸アンモニウムマグネシウム(ストラバイト)、シュウ酸カルシウム、尿酸アンモニウムなどがあります。膀胱の中に石があることによって膀胱の内側の粘膜を傷つけたり、ポリープを作ったり、石が細菌の住処(すみか)になったりして慢性膀胱炎の原因になります。また石が尿道に詰まると急性腎不全を起こすこともあります。オスは結石が尿道閉塞を引き起こす危険性が高いです。肥満の猫やあまり運動が好きでない猫がかかりやすい病気です。ほかに細菌性膀胱炎なども原因になります。治療は抗生物質などの投薬や食事療法(尿のPHを調整するもしくは尿量を増やす)や石が大きければもしくは尿閉を起こしそうな大きさであれば手術で取り出す必要があります。再発しやすいので、水をたくさん飲ませ、PHを調整するような食餌を継続して行くことが重要です。
尿路結石も含め猫下部尿路疾患(FLUTD)という病気があり、さまざまな尿路疾患が組み合わさって起こります。尿路の損傷、老齢、基礎疾患(慢性腎不全や糖尿病など)が原因で細菌が増殖し、難治性の膀胱炎を引き起こしたりします。その他尿膜管遺残症などの解剖異常なども原因になります。

陰茎の先に結石が詰まり、それを気にしてなめた結果陰茎の先端が壊死している
腎不全
【原因・治療法・予防法】
急性腎不全の原因は腎臓へ流れる血の量が激減したり、感染症、腫瘍、毒性物質の摂取により直接腎臓がダメージを受けたり、結石による尿路閉塞、事故などです。急激に腎機能が低下します。早急に原因に対する治療を行うことが重要です。尿が作られるかどうかが回復の鍵になります。予防は感染症予防(ワクチン、室内飼い等)や食餌管理、充分な飲水、毒物(人間の薬、バッテリー液など)に接近しないよう注意することです。
慢性腎不全の原因は急性腎不全の原因に加え、慢性腎炎、遺伝性疾患(腎形成不全、多発性嚢胞腎など)、加齢による機能低下など。症状で気をつけるのは多飲多尿です。薄いおしっこを大量にする場合は要注意です。その他毛艶が無くなり、体重も減ります。口が臭い、高血圧により瞳孔が開き眼が大きくなったように見えることもあります。治療は残った機能している腎組織にできるだけ負担をかけないようにすることです。信頼性の高い療法食へ切り替え、血圧の管理、窒素成分の吸着、脱水に対する輸液など。予防は急性のものと同様であるが、いかにこの病気の始まりを早く知るかが一番重要でそのために定期的な健康診断が望ましい.
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猫の「心臓病」

心筋症
【原因・治療法・予防法】
猫の心臓病では大部分が心筋症です。タウリン欠乏が原因の拡張型心筋症はフードの栄養改善により最近は少なくなっています。ゆえに現在多くみられるものは肥大型です。原因ははっきりわかっていません。甲状腺機能亢進症や高血圧から二次的に起こることもあります。アメリカンショートヘアー、メインクーン、ペルシャなどに多く発生がみられます。心臓の筋肉が異常に分厚くなり、心臓から送り出す血液の量がすくなくなります。症状は元気がなくなる、咳、呼吸困難など。治療は血管拡張薬、利尿剤薬剤、心拍をコントロールする薬の投与で、その他に血栓を作らせないよう予防するために抗凝固剤なども使用します。
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猫の「内分泌・代謝の病気」

糖尿病
【原因・治療法・予防法】
高齢猫に発症し、去勢したオスや肥満の猫に多いと言われています。原因はストレスや肥満、膵炎、ホルモンの病気、感染症、遺伝などが考えられています。治療は毎日のインシュリン注射と食餌療法ですが食餌療法だけでうまく血糖値をコントロールできることがあります。糖尿病を治療せずに放っておくと糖尿病性ケトアシドーシスという危険な状態に陥ることがあります。多飲多尿がみられた場合にはご相談ください。肥満やストレスに注意することが予防につながります。
甲状腺機能亢進症
【原因・治療法・予防法】
高齢の猫に多く見られます。甲状腺ホルモンは活力を増進する働きがあり、これが体内に多すぎると活発になったり、怒りっぽくなったり、いっぱい食べても痩せる、高血圧、心疾患、便秘、下痢などの症状を示すようになります。治療は甲状腺ホルモン量を抑える薬の内服、甲状腺の切除手術などがあります。
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猫の「伝染病」

猫ウイルス性鼻気管炎
【原因・治療法・予防法】
感染した猫との接触またはくしゃみなどの空気感染によって感染します。ネコ風邪とも呼ばれますが、結膜炎やくしゃみ、咳、鼻水、副鼻腔炎、重篤な場合には気管支肺炎を起こします。生後6ヶ月未満の子猫は死亡することもあります。ネコヘルペスウイルスが原因です。治療は体力を維持するための支持療法、点眼、点鼻、抗生物質の投与(二次感染予防)です。ワクチン接種が予防に有効です。
猫カリシウイルス感染症
【原因・治療法・予防法】
感染した猫との接触またはくしゃみなどの空気感染によって感染します。症状は発熱、結膜炎、くしゃみ、鼻水、口内炎など。通常1~2週間で回復しますが、肺炎を引き起こすと死亡することもあります。治療は支持療法、点眼、点鼻、抗生物質投与(二次感染予防)です。予防にはワクチン接種が有効です。症状の軽減に役立ちます。
猫汎白血球減少症(猫ジステンパー)
【原因・治療法・予防法】
感染した猫(便・尿・吐しゃ物を含む)との接触や人間がウイルスを持ち込むことからも感染します。多くはワクチンを接種していない猫で発生する。ワクチン未接種の子猫の死亡率が非常に高い(90%以上)病気。症状は発熱、食欲不振、嘔吐、重度の血便。治療は点滴や輸血、抗生物質の投与です。ワクチン接種で予防できます。
猫白血病ウイルス感染症
【原因・治療法・予防法】
感染した猫とのケンカで噛まれた傷、グルーミングや食器の共有から感染する可能性があります。感染後、発症までに時間がかかる。血液を作る細胞に異常を来たし、白血病やリンパ腫、貧血、免疫不全を起こします。治療は支持療法や引き起こされた病気に対する治療です。白血病やリンパ腫には抗がん剤治療が有効です。ワクチン接種で予防できますが、むやみに外に出さないことも重要です。
猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ)
【原因・治療法・予防法】
感染猫とのケンカによる噛み傷から感染します。症状は体重減少や歯肉炎、口内炎、上部気道炎、免疫不全による日和見感染。治療は対症療法。予防は外に出さないこと。ケンカ防止のため去勢・避妊手術をお勧めします。現在日本ではワクチンを入手できません。
猫伝染性腹膜炎(FIP)
【原因・治療法・予防法】
放し飼いや多頭飼いの環境で高い確率で感染が見られます。感染経路はケンカ傷やグルーミング。腹水や胸水が溜まるウェットタイプと神経症状を起こすドライタイプがあります。死亡率が高く、不治の病ですが、長期に生存できる可能性もあり、積極的に治療を進めることが重要です。治療はステロイドホルモン剤やインターフェロンなどの投薬や支持療法です。ワクチンはありません。
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猫の「肝臓・すい臓の病気」

肝炎(胆管炎、胆管肝炎、肝硬変)
【原因・治療法・予防法】
細菌やウイルスなどの感染や中毒によって発症することが多いです。肝炎は初期症状がほとんどありません。進行するにつれ元気・食欲の低下、下痢、嘔吐などが出てきます。さらに悪化すると肝機能低下、胆管閉塞により黄疸症状が現れます。治療は点滴、強肝剤、抗生物質、必要であればステロイドなどの免疫抑制剤で治療を行い、症状の悪化を防ぎます。薬物や毒物を誤食させないことや伝染病のワクチン接種が予防につながります。さらに日頃から血液検査などで肝臓の状態をチェックしておくことが重要です。
肝リピドーシス
【原因・治療法・予防法】
ホルモン異常やすい炎、糖尿病、肝機能低下、急激なダイエットなどにより、肝臓に脂肪が過剰蓄積することで発症します。中年齢で肥満の猫に多く見られます。症状はたまに吐く、元気・食欲低下、黄疸などです。原因が特定できれば、その治療と栄養補給を行います。この病気の治療には栄養補給が非常に大事です。食欲不振が続く場合には食堂チューブや胃瘻チューブにより積極的に栄養補給をします。症状が落ち着くまでに2~3ヶ月かかることもあります。
すい炎
【原因・治療法・予防法】
ネコでは慢性膵炎が多くみられます。原因が明らかになることはまれで、ほとんどが原因のわからない特発性です。慢性膵炎が進行すると糖尿病や膵外分泌不全をおこすことがあります。慢性膵炎と慢性胆管炎、慢性胃腸炎が併発することを三臓器炎といいます。たまに吐くなどの症状はこれらの病気が関わっていることがあります。治療は点滴、疼痛管理、制吐薬、栄養補給などです。
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猫の「脳・神経の病気」

前庭障害
【原因・治療法・予防法】
突然、首をかしげたり(捻転斜頚)、眼が左右に揺れたり(眼振)します。重症だと立っていられなくなり、ゴロゴロ転げ回ったりします。原因は内耳や脳幹が細菌感染、真菌、腫瘍、中毒などで障害を受けた場合に発症します。治療はそれぞれの原因に応じた治療です。しかし原因が不明な場合(特発性前庭障害)も多く、MRIなどの画像診断が必要なケースもあります。中耳炎や内耳炎、ポリープなどが原因の場合は手術で治療を行うこともあります。
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猫の「呼吸器・肺の病気」

横隔膜ヘルニア
【原因・治療法・予防法】
外傷や先天性の形成不全などが原因で横隔膜が裂け、腹部の臓器が胸腔内に入り込んでしまう病気です。胃や腸、肝臓、脾臓、膵臓、大網などが入り込み、その量によって肺が膨らみにくくなり呼吸困難を引き起こします。また胸腔内に入った臓器が血行不良により萎縮したり、消化管の閉塞を起こすこともあります。早期の整復手術を行います。ヘルニアが発症してから時間が経つほど癒着が重度になり、手術が難しくなります。なんとか呼吸できているからという理由で様子を見ているネコをみることがありますが、生涯苦しくて思いっきり走れない子のことを考えると早期に手術して上げることが最良と考えます。
 
建物の3階から転落したことによる横隔膜ヘルニア。胸腔内に入り込んだ腹腔臓器が心臓を左側に圧排している

 
手術により整復したあとのレントゲン写真。呼吸困難は改善した。

 
これは犬の先天性の横隔膜ヘルニアです。肝臓の一部が胸腔内に入り込んでいます。それを腹腔内にもどすとヘルニア孔から心臓が見えています。
猫喘息
【原因・治療法・予防法】
発作的に咳、呼吸困難を起こします。原因は慢性炎症により気道が細く、狭くなっていることと、アレルギー反応です。人間の喘息と似ています。進行すると気道閉塞により、吸った空気を完全に吐き出せなくなり気管支拡張症や肺気腫になることもあります。予防はとにかく気道に刺激を与えるものを排除することです。タバコや芳香剤、線香、ほこり、花粉など。治療は抗炎症薬や気管支拡張薬の投与です。
胸水
【原因・治療法・予防法】
胸腔内に液体がたまり、肺が十分にふくらまなくなり、呼吸困難をおこします。原因は様々で心不全による血液のうっ滞やリンパ管・胸管からリンパ液が漏れ出たり、感染による膿の貯留、血管炎、腫瘍など。症状は咳や呼吸数の増加など。ただし猫は低酸素の状態に耐えるのではっきりとした症状を示す頃には病態がかなり進行していることが多いです。予防は胸水の原因となる病気を予防することだけですが、それらを早期に発見するための定期検診が望ましいです。

猫の胸に溜まった胸水。細菌感染の結果膿が貯留していた。
肺炎
【原因・治療法・予防法】
細菌やウイルス、真菌感染により、肺が炎症を起こしている状態です。ほかに誤嚥性肺炎(吐いたものが気道内に入り肺炎を起こす)などがある。症状は速い呼吸、発熱など。猫は咳を示さないこともあるので注意が必要です。治療は抗生物質や抗真菌薬の投与、吸入(ネブライゼーション)、点滴などです。
副鼻腔炎
【原因・治療法・予防法】
猫の上部気道感染症でヘルペスウイルスや猫カリシウイルスが原因のほとんどです。そこに細菌が2時的に感染し、症状を悪化させます。慢性化する原因としてストレスや免疫抑制を起こすような状況があります。症状は発熱、くしゃみ、鼻水など。治療は抗生物質の投与が中心です。治療は最低でも4〜6週間続ける。鼻づまりがひどい場合には夜間加湿器のある部屋ですごさせるのがよい。
膿胸
【原因・治療法・予防法】
ケンカによる胸部の外傷、異物、食道または気道を貫通する刺創、肺の感染症が原因になることがある。胸腔内にウミがたまる病気です。症状は呼吸が苦しい、発熱、食欲不振など。治療は胸腔内にチューブを設置しウミを出したり洗浄を繰り返す。さらに抗生物質の投与などを行います。
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猫の「口の病気」

口内炎
【原因・治療法・予防法】
歯石、歯垢による歯周病がきっかけとなりそこにウイルス感染症、免疫障害などが加わることにより悪化する。歯肉や口腔粘膜に炎症が起こり進行すると潰瘍や肉芽組織の増殖が起こります。痛みが強く、食欲不振となる。治療は抗生物質、抗炎症薬の投与、免疫力強化など。ほかに外科的な処置として抜歯を行うことで劇的に改善する場合があります。
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猫の「腸の病気」

巨大結腸症
【原因・治療法・予防法】
重い便秘で結腸が巨大化する病気です。先天性の脊椎異常や事故などによる神経損傷・骨盤変形、腹筋力の低下など原因はさまざまです。症状は食欲不振、嘔吐、体重減少、脱水など。治療は便の摘出、定期的な緩下剤の投薬、浣腸、食餌療法など。しかし改善が無い場合には外科的に拡張した結腸を切除した方がよい。

巨大化した結腸。手術により切除した。
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猫の「目の病気」

結膜炎
【原因・治療法・予防法】
猫の眼疾患で最も多くみられる。原因はマイコプラズマなどの細菌、ヘルペスウイルス・カリシウイルスなどのウイルス、真菌、クラミジアがある。症状は充血、腫れ、目やに、涙、痛みなど。治療は抗生物質、抗ウイルス薬、洗浄、消毒など。ヘルペスウイルスは普段、神経組織などに隠れておりストレスや免疫力低下により症状を再燃させる。そのため再発を繰り返す。
角膜炎
【原因・治療法・予防法】
眼球内のぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)の炎症です。原因は外傷や腫瘍などがありますが全身性疾患が原因のこともあります。全身性疾患としては猫伝染性腹膜炎、猫白血病ウイルス感染、猫エイズ、トキソプラズマ症、真菌症、子宮蓄膿症、リンパ腫などがあります。症状は眼がショボショボする、涙、瞳の色の変化などがわかりやすい。両眼の場合は全身性疾患からの可能性が高い。進行すると緑内障や網膜剥離となり視覚障害を起こします。治療は抗炎症治療です。
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猫の「耳の病気」

耳ダニ感染症(耳疥癬、ミミヒゼンダニ感染症)
【原因・治療法・予防法】
ミミヒゼンダニに感染している猫との接触により感染します。ダニが耳を刺激し赤黒い耳アカが溜まります。かゆみが強く、しきりに耳を掻きます。治療はダニの駆除ほか、抗生物質投与、洗浄や点耳薬。
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猫の「皮膚の病気」

アレルギー性皮膚炎
【原因・治療法・予防法】
ノミや食物のアレルギーによる皮膚炎が多く見られます。ノミは室内においては年間を通して繁殖しますので予防が重要です。ノミアレルギーはノミの寄生数が少なくても過敏反応により皮膚炎を起こします。とくに背中のしっぽよりの部分に脱毛や皮膚炎がおこります。治療はノミの駆除、皮膚炎が酷い場合にはステロイド剤や抗生物質などの投与。食事性アレルギーは食物に対する過敏反応により皮膚炎を起こす。食後に顔や首回りのかゆみを示す。進行すると全身の皮膚炎に拡大する。治療は食事療法です。高品質の療法食が有効です。
疥癬症
【原因・治療法・予防法】
ネコショウセンコウヒゼンダニに感染している猫との接触により寄生し発症します。感染力の強いダニです。頭部に皮膚炎を起こすことが多く、次第に全身に広がる。かゆみが強く酷い場合には元気・食欲が無くなり全身状態が著しく低下する。治療はダニ駆除剤の投与。猫用ベッドの消毒や室内清掃も大切です。
皮膚糸状菌症(白癬)
【原因・治療法・予防法】
子猫や免疫の低下している猫に多く発症します。皮膚糸状菌というカビが原因で犬や人にも感染します。顔や手足に円形の脱毛、フケ、カサブタなどがみられる。かゆみはほとんど無いか軽度。治療は抗真菌薬の内服や軟膏の塗布、シャンプーなど。治療には数ヶ月かかる。
好酸球性肉芽腫
【原因・治療法・予防法】
猫特有の皮膚病です。原因はよくわかっていませんが、過敏症に関連していると考えられています。頭、耳の付け根、お腹、太ももなどに多くみられます。かゆみが強く掻いたり舐めたりします。治療は原因に合わせたアレルゲンの除去や対症療法(ステロイドホルモン剤など)になります。
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